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今回は映画【舟を編む】のあらすじと感想をお伝えいたしますね!ぜひご参考にしてみてください。

数々の賞を受賞し、ノミネートされ話題となりました映画【舟を編む】。いそうでなかなかいない登場人物たちが、15年かけて一冊の辞書を作り上げる感動ストーリーです。ほのぼのとした幸福感、観終わった後でもじわりじわりと染み渡ってくるような映画です。

舟を編む 2013年公開   (100点中89点!)

■監督  石井裕也

■キャスト 松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー 他

■上映時間 133分

映画【舟を編む】は、三浦しおんの原作を元にして映画化されたものです。

原作とは少し内容、登場人物設定が異なるところもあります。映画や原作を知らない頃、舟を編む=ウールの巨大な舟を豪華キャスト陣で編むという感じかな~と思ってましたwでも、辞書という言葉の大海原を皆が舟に乗って編纂(編む)していく、という意味ではそれはそれで間違いでもなかったのかな~と思っています。

毛糸は出てきませんが、辞書が出てきますよ~

大海原でもがく主人公の特性は

出版社で働く主人公・馬締(まじめ)が辞書編集部に異動になり、新しい辞書「大渡海」の編纂にたずさわり、上司や仲間と15年かけて辞書をつくりあげるストーリーです。映像を観るかぎりですが、とてつもなく長い時間と持久力・労力のいる仕事だな~と思いました。実際は想像以上に大変な仕事なのでしょう。

まじめくんのマジメさにはびっくりさせられました!

この辞書編集部に異動になることで、まじめくんの良さが徐々に認められ開花していくのです。もともと他者とのコミュニケーション能力が低く、相手の気持ちを察する事を苦手としていたまじめくんですが、得意とするところで結果を出し、他者から評価されることでさらにモチベーションが上がって益々辞書づくりにのめり込んでいくのです。

設定が1995年ですので、現在と比べてまじめくんのような特性をもつ人にとって、まだまだ生きにくい世の中だったんじゃないかな、と感じました。やはり得意とする所で働くのが一番いいですよね。まじめくんに営業はキツすぎます!

豪華で実力派の揃うキャスト!

まじめくん役の松田龍平もそうですが、周りのキャストの演技が最高でした!特に気になったキャラクターが、辞書編集部にもともといた西岡役のオダギリジョー。まじめくんとは反対でかなりの社交性をもっていてチャラいキャラクターですが、彼女のれみちゃん(池脇千鶴)と社内では距離を保とうとするシーンや、まじめとの会話が本当に活きていて、セリフに聞こえませんでした。他にもベテランのキャストが揃っていて、安心して観ることができました。

まじめは同居している香具矢さん(宮﨑あおい)や上司の荒木さん(小林薫)、尊敬していた「大渡海」監修の松本さん(加藤剛)達から「生きた言葉の解釈は、生きている人間とのコミュニケーションにある」ことを学んでいったのだと思います。

映画【舟を編む】はこんな人におすすめ!

映画【舟を編む】は仕事、生き方、恋愛など、映画の題材になるものすべてを含んでいる映画です。ですので、年齢性別環境問わず、どなたがご覧になっても楽しめる映画かもしれません。やはり、大作として世に出た映画というのはそれなりに評価が二分することもあるとは思いますが、私は原作を観ておりませんし、映画全体の雰囲気で幸せなキモチになれたので、とても満足できました。

主人公馬締(まじめ)の生き方や、仕事に情熱を注ぐ周りの人物から多くの事を学んだように思います。