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今回は映画【イン・ザ・プール】のあらすじと感想をお伝えいたします!ぜひご参考にしてみてくださいね~

「ねえねえ、ドクロって漢字で書ける?」「四のつりばりに虫をさし、田中を串刺しにして女に食わす。嗚呼骨骨・・・」「髑髏(ドクロ)!」 映画のワンシーンにあるセリフです。映画イン・ザ・プールは、ある精神科に訪れる病的な癖をもった患者変な精神科医との最高に笑えるストーリーです。

イン・ザ・プール 2005年公開   (100点中45点!)

■監督 三木聡

■キャスト 松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一

■上映時間 101分

もともと奥田英朗原作の短編小説を元にしていまして、小説の中の三作をまとめた映画です。観ているとき、「イン・ザ・プールを誤って初デートの映画に選んでしまったカップルは全国でどのくらいいたのだろう?」考えただけでコワイです!映画をご覧になるときは、品性とか常識とかいう概念はぜーんぶ捨ててください!

強烈だけど愛すべき登場人物

物語の人物たちは、精神科医の伊良部先生(松尾スズキ)の病院へ訪れます。訪れる患者さんの症状はさまざまです。強迫性障害の女性(市川実和子)は極度の心配性で、出勤中でも家が火事になったんじゃないか、ガスコンロをちゃんと切ったかどうか気になったりするので、遅くなって仕事先にいつも迷惑をかけるのです。

ある男性(田辺誠一)は仕事のストレスを泳ぐことで発散し、プールに行けない時はトイレの手洗いに水を張って手を泳がせたりするんです。実際見たらものすごく怪しいでしょうね~

それと、ちょっとワケあって常にカバンやひざ掛けが必須なサラリーマンオダギリジョー)が出てきてめちゃウケしてしまいました!この役を観て、硬派でミステリアスなオダギリジョーのイメージが完全に覆りました。

大なり小なり人それぞれ癖のようなものってありますよね。でもこの登場人物たちはその癖が徐々にエスカレートしていって大変なことになっていくのです。どうしてそこまでの奇行に走ってしまったのでしょう?

患者の心をハチャメチャにするのは

現代社会とストレスは切っても切れない関係ですよね。、先程も書きましたが、多かれ少なかれ人は癖をもっているものです。でもこの患者たちのように行き過ぎてしまうと警察沙汰になりますし、一歩手前で誰か気がついてあげるということが大事なんだろうな~と思わせてくれました。

今こうして落ち着いて感想を書いていますが、映画の中にはそういったまじめ要素は全く無いのです。一番に患者に寄り添って落ち着かせることもありません。患者は先生しか頼れないのに、この伊良部先生が一番ハチャメチャなのです!わざとハチャメチャなことをして患者さんを治そうと思ってるようにも見えず、終始笑わかされた感じです。

とにかく笑おう!!

病気の症例や病名は本当にあるらしいのですが、ぶっ飛んでいる内容だったため、完全にフィクションだと思ってかる~いキモチで観てしまいました。

もう冒頭から笑わせにきているので、これは素直に笑って観るしかありません!でもそれこそがこの映画の目的なのかな?と思いました。小難しい理屈もないですし、ただただ小学生みたいな精神科医が患者にハチャメチャな事を言って仕掛けてくるという。

特に好きなシーンで最後にプール好きな男性が我慢できずに木槌で玄関を破壊して忍び込むシーン。警察に止められようがお構いなしでジャンプ台から華麗に飛び込みます。待ちきれなかったのでしょう!清々しいフォームで思いっきり飛びこむところは観ているこちらもストレス解消されたような気になりました。

バカバカしい映画と言われればそれまでですが、ここは観るほうもバカになったほうが勝ち!かもしれません。最初から最後まで松尾スズキワールドで、少し引いたり笑ったりを繰り返すうちにあっという間に終わっていたという感じでしたね~

とにかく笑いたい!!と思う方には是非おすすめです^^